沿革
今からおよそ220万年前に、石や岩が高温で溶けた「マグマ」が噴火し、ここ白滝で生み出された日本で最大規模の黒曜石。ほとんどがガラスで出来ているこの黒曜石は、割れた断面が刃物のように鋭くなり、旧石器時代にはこの切れ味を利用した人々がいました。生活に必要な資源だった白滝の黒曜石は、現在のサハリンから本州まで広がっていることが確認されるなど、当時の人々にとって、なくてはならないものでした。
「ジオパーク」とは、地球の活動によってもたらされる、その地域特有の自然や歴史・文化などを学びながら「大地のめぐみ」を味わうことができる場所。白滝ジオパーク交流センターでは、黒曜石や北海道の大地の成り立ちを学ぶことができるほか、見どころである「ジオサイト」を案内する「ジオツアー」も行っています。
施設概要
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開館時間 午前9時~午後5時 入館料 無料 ホームページ http://geopark.engaru.jp/ その他 ジオツアーは夏季間のみ。日程等は要確認。
遠軽町埋蔵文化財センターを併設。問合せ 遠軽町白滝教育センター(電話番号:0158-48-2213)
遠軽町総務部ジオパーク推進課(電話番号:0158-48-2020)